
スプリットショットリグはアジングやメバリングなどのライトゲームにおいて出番がよくある釣り方です。今回はアジングでのスプリットショットリグの釣り方についての解説です。
スプリットの特徴
スプリットショットリグはジグヘッドより手前側にシンカーを固定で付けたリグです。シンプルなリグなのでジグ単ほどではないもののライントラブルが少なめです。アジングに入門したばかりの初心者でも使いやすいリグですね。シンカーが沈んだ後に遅れてジグヘッドがゆっくり沈むのが特徴です。ジグヘッドの手前にシンカーがあるためジグ単と比べると感度は劣ります。
スプリットがアジングで効果的な状況
アジングでスプリットショットリグが活躍するのは、アジが軽いジグヘッドにしか反応しない状況で、アジが反応する重さのジグ単ではルアーが届かない場所や深い場所を狙いたい時です。他にも潮の流れが速くて軽いジグヘッドではすぐに流されてしまうような状況や、少しでも飛距離を稼ぎたい時にも有効です。
スプリットに最適なアジングタックル
スプリットショットリグには6フィート台のソリッドティップのアジングロッドが良いと思います。この長さならジグ単の釣りもやりやすいです。
新製品のソアレXRならS68UL-S、月下美人MXアジングなら64L-S・Nが良いですね。
![]() |

![]() |

リールは1000番やC2000番などのアジングなどのライトゲームで定番の小型スピニングリールがお勧めです。
ラインは1.5ポンド前後のフロロやエステルがお勧めです。エステルを巻く時は2ポンド前後のフロロのショックリーダーを結ぶ必要があります。
シンカーは3グラムくらいまでの軽めのものが良いです。
ジグヘッドは0.6グラムまでの軽いものを使います。
この時注意しなければいけないのがシンカーとジグヘッドの重さの組み合わせです。シンカーよりも軽いジグヘッドを使うようにしてください。シンカーよりも重いジグヘッドではスプリットショットリグのメリットを活かすことができないからです。
アジングでのスプリットの釣り方
アジングにおけるスプリットショットリグの釣りは、タダ巻き、ストップ&ゴー、リフト&フォール、ボトムトゥイッチなどになります。
【タダ巻き】
タダ巻きの釣りはジグ単と同様にシンカーとジグヘッドを狙うレンジ(水深)まで沈め、狙うレンジをキープしながら一定の速度で巻いてきます。シンカーの重さや潮の速さによりレンジキープできるリールを巻く速さは変わります。
【ストップ&ゴー】
ストップ&ゴーはタダ巻きの途中でリールを巻くのを止めて再びタダ巻きをする釣り方です。アジングでスプリットショットリグのメリットを活かすには止める時間を少し長くしてフォールさせると良いです。シンカーが沈んだ後にシンカーに引っ張られるようにジグヘッドが遅れて沈みます。
【リフト&フォール】
リフト&フォールは、竿先を上に上げながらシンカーをリフトさせ、糸フケを取りながら竿先を下げてフォールさせる釣り方です。フォール時はシンカーが沈んだ後に遅れてジグヘッドがゆっくりと沈みます。通常のリフト&フォールだけでなく、リフトさせる時にトゥイッチを入れてシンカーを跳ね上げるようにリフトさせるリフト&フォールも有効です。アジはフォールに反応が良いことが多いのでアジングではよく使う狙い方ですね。
【ボトムトゥイッチ】
ボトムトゥイッチは、シンカーを着底させた後にトゥイッチでシンカーとジグヘッドを跳ね上げてからボトムまでフォールさせます。シンカーが着底した後、ジグヘッドが遅れてゆっくりと沈みます。アジの反応がボトムで良い時に有効な釣り方です。跳ね上げる時にボトムからあまり離さないようにするのがコツです。
スプリットショットリグはジグ単では攻略が難しい状況の時に有効なリグのひとつです。ジグ単以外のリグも使いこなすことで様々な状況に対応することができるようになります。


にほんブログ村

アジングランキング