
スプリットショットリグはアジングだけでなくメバリングでも出番が多い釣り方です。ライトゲームでは定番のリグですね。今回はメバリングでのスプリットショットリグの釣り方について解説します。
スプリットショットリグの特徴
ジグヘッドより手前に固定式でシンカーを付けたリグがスプリットショットリグです。ジグヘッドの手前にシンカーがあるのでジグ単と比べると感度は劣りますが、シンプルなリグなのでライントラブルが少なめです。メバリングに入門したばかりの初心者の方でも使いやすいリグです。シンカーが沈んだ後、ジグヘッドが遅れてゆっくり沈みます。
メバリングでスプリットショットリグが有効な状況
メバリングでスプリットショットリグが有効となる状況は、ジグ単ではルアーが届かない場所や深い場所にいるメバルを狙いたい時です。潮の流れが速くて軽いジグヘッドがすぐに流されてしまうような状況でも有効です。
メバリングでのスプリットに最適なタックル
メバリングでスプリットショットリグを使う場合、7フィート台であればソリッドティップのロッドでもチューブラーティップのロッドのどちらでもできますが、どちらかというとチューブラーティップのメバリングロッドがおすすめです。
新製品のソアレXRならS76UL-TとS76UL-Sが良いですね。ジグ単以外もいろいろやりたい人はS76UL-T、ジグ単を中心に数釣りを楽しみたいという人ならS76UL-Sがおすすめです。
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おすすめのリールはメバリングなどのライトゲームで定番である1000番やC2000番などの小型スピニングリールです。
新製品のソアレXRならC2000番クラスが良いですね。
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ラインは2ポンドから2.5ポンドのフロロがおすすめです。メバルには根ズレに強いフロロが一番良いと思います。
シンカーは3グラムくらいまでの軽めのものがおすすめです。
ジグヘッドは0.6グラムまでの軽いものを使います。
スプリットショットリグで狙う時、シンカーとジグヘッドの重さの組み合わせに注意が必要です。使うジグヘッドはシンカーよりも軽いジグヘッドを使うようにしないとジグヘッドのほうが先に沈み、スプリットショットリグのメリットを活かすことはできません。シンカーよりも重いジグヘッドを使うのであればスプリットショットリグにせず重いジグヘッドのジグ単にしたほうが良いと思います。
ワームはメバリングでは定番のピンテール系の1.5インチ前後を中心にサイズ、形状、色違いでそろえておくのがおすすめです。
メバリングでのスプリットショットリグの釣り方
メバリングでのスプリットショットリグの釣りは、タダ巻きとボトムトゥイッチが中心となります。
【タダ巻き】
タダ巻きの釣りは、ジグ単と同じようにシンカーとジグヘッドを狙うレンジ(水深)まで沈めて、狙うレンジをキープしながら一定の速度でリールを巻いてきます。シンカーの重さや潮の速さによってレンジキープできるリトリーブ速度は違います。
【ボトムトゥイッチ】
ボトムトゥイッチは、シンカーをボトムに着底させた後、トゥイッチでシンカーとジグヘッドを跳ね上げ、再びボトムまでフォールさせます。シンカーが着底した後はジグヘッドがゆっくりと遅れて沈みます。ボトム付近でメバルの反応が良い時に有効な釣り方です。シンカーを跳ね上げる時はボトムからあまり離さないようにするのがコツになります。
スプリットショットリグは少し飛距離を伸ばしたい時に有効です。それ以外にもメバルはアジと違って表層から中層中心を狙う釣りになりますが、状況によってはボトム付近でばかり反応する時もあります。そんな状況であればスプリットショットリグが活躍します。


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