アジング&メバリング入門:ラインの種類ごとのメリットとデメリット

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今回はアジングやメバリングなどのライトゲームで使用するラインについて解説したいと思います。

ラインの種類はナイロン、フロロカーボン、PE、エステルの4種類。それぞれのラインの長所と短所を理解したうえでリールに巻くラインを決める必要があります。

ナイロンの特徴

ナイロンの長所は安価であること、キャスト時のトラブルが少ないことです。

短所は劣化しやすい、伸び率が大きいためアタリがわかりにくいということです。
アジングやメバリングのメインラインとして使われることはあまりありませんが、厳寒期のメバリングにおいてはメインラインとして使われることがあります。

フロロの特徴

フロロカーボンの長所は根ズレに強いこと。そしてナイロンと比べると伸び率が少ないのでアタリがわかりやすいです。メバリングやアジングのメインラインとしてよく使われています。メバリングなら2~3ポンド、アジングなら1~2ポンドが目安です。
比重があり沈みやすいので、軽いジグヘッドを沈めやすく、ラインが直線に近づきやすいため感度も良いです。

短所は、硬いため太い号数ほどライントラブルが多くなることです。
釣りに行く3~4日前にリールに巻いてなじませておくことで、ライントラブルを減らすことができます。厳寒期はラインが硬くなりライントラブルが増えます。

PEラインの特徴

PEの長所は何といっても引っ張り強度。同じ号数でも他のラインとは比べものにならないほどの引っ張り強度があるのでメインラインを細くでき、その結果ルアーの飛距離を伸ばすことができます。
ラインの伸び率も他のラインより少ないためアタリがわかりやすいです。劣化しにくいという長所もあります。

PEは瞬間的な力に弱いので、ショックリーダーを結ぶ必要があります。PE0.2号前後にフロロのリーダー2.5~4ポンドが目安です。
PEは風の影響を受けやすいという短所があるので、風が強い日は使いにくいです。
水にも浮きやすいので、軽いルアーを使う場合はラインが曲がってアタリがわかりにくくなることもあります。浅いレンジ(水深)を狙う場合は問題ありませんが、水深が深い場所の底付近を狙う場合は他のラインを使うほうが良いと思います。

エステルの特徴

エステルは水に沈みやすく伸び率が少ないため感度が良く、アジングのメインラインとして使われています。

ただしエステルは瞬間的な力に弱いためショックリーダーを結ぶ必要があります。エステル1.5ポンド前後にフロロのリーダー2~3ポンドが目安です。
ライントラブルが多いという短所がありますが、1~2回釣行するごとにラインを巻き替えるようにすればライントラブルを減らすことができます。

このようなラインの特性を考えて、お好みのラインをリールに巻いてください。アジングならエステルかフロロ、メバリングならフロロかPEがお勧めです。

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