タモを使う時の注意点

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アジングやメバリングなどのライトゲームではタモの出番は少ないですが、シーバスやチニングなどの釣りでは魚をランディングする時にタモを使うのが普通です。このタモを使う時に注意しなければいけないことがあります。使い方を間違えるとタモの柄の部分(玉の柄)が折れたり固着したりする原因になります。折った場合はタモが使えなくなりますし、固着したらタモの柄を縮めることができなくなります。今回はタモを折ってしまう原因についての解説です。

折れる原因:タモを踏む

当然のことですがロッドと同じく玉の柄を踏むと玉の柄が折れてしまいます。地面にタモを置いていると自分で踏んでしまったり、誰かに踏まれてしまう可能性があります。タモを自分のどこかに引っ掛けて持ち歩くのが理想ですが、それができない場合は地面にタモを置く時はなるべく誰かに踏まれないような場所に置いたり置き方を工夫する必要があります。玉の柄はロッドと違って太いので、波止などの平らな場所で地面に置くことでできる小さな傷くらいはあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、磯で地面に置く時はできるだけ平らな場所に置かないと深い傷がつく可能性があるので注意が必要です。この傷が原因でタモを使っているうちに折れる可能性があります。

折れる原因: タモを何かにぶつける

玉の柄をぶつけたりすると柄が折れる原因になります。ぶつけた時には折れなくても、しばらく経ってからぶつけた時の傷が原因で玉の柄が折れる場合もあります。磯などで使う場合は特に注意が必要です。軽い玉の柄は軽くて使いやすいですが、高弾性のカーボンを薄く巻いて軽くしているので傷には弱いです。重い玉の柄は使いにくいですがカーボンを太く巻いているので傷には強めです。これはロッドでも同じことが言えます。安くて重いロッドや玉の柄を使っていた人が、高くて軽いロッドや玉の柄に買い替えた場合、このことを知らずに雑な使い方をすると折ってしまう可能性があるので注意が必要です。

折れる原因: 魚を取り込む時に横にして使う

タモを使う時に柄を伸ばしたまま横に持ち上げようとすると、玉の柄を折ったり固着したりする原因になります。タモを使う時は垂直にして使うのが正しい使い方です。魚を取り込む時は真下に下ろすように伸ばし、魚を網に入れた後は太いほうから順番に仕舞うように柄を縮めて使います。

折れる原因: タモを魚のほうに動かして取り込む

網を水中に入れてから魚のほうに網を寄せるようにタモを動かして魚を取り込もうとすると玉の柄が折れる原因になります。魚を取り込む時はタモは真下の位置から動かさず、竿さばきで魚が網の中に入るように誘導します。基本的に魚は力が加わった方向と反対に走るので、その習性を利用して竿を動かして魚が網に入るように誘導します。

折れる原因: 仕舞う順番を間違える

玉の柄を伸ばす時は先の細いほうから順番に伸ばしていき、仕舞う時は根元の太いほうから順番に仕舞うようにする必要があります。仕舞う時に細いほうを先に仕舞って後から太いほうを仕舞おうとすると、中の細いブランクスに太いブランクスがぶつかって端のほうが割れたりカーボンがめくれたような感じになります。実際にこれをしたことがある人はわかると思いますが、仕舞う時にあまり力を入れなくても端のほうが簡単に割れます。力を入れすぎるとかなり奥まで割れてしまいます。

枠のネジのサイズに注意

タモの注意点ですが折ること以外にも注意しないといけないことがあります。それはタモのネジの部分です。タモの枠のネジのサイズと玉の柄のネジのサイズはメーカーによって違います。枠と玉の柄のメーカーが違う場合はネジが合わずに枠を取り付けることができない可能性があるので、タモを買う時はネジが合うのか確認しておいたほうがいいですね。

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