メバリング:釣り方の基本とステップアップ術

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冬前後に数釣りを楽しむことができる釣りがメバリングです。メバリングはルアーでメバルを狙う釣りで、アジングよりも古くからある釣りです。ルアーフィッシングで狙える魚はたくさんいますがメバルやアジほど数釣れる魚は他にはいないと思います。1回の釣行で100匹以上の釣果を出すことができる釣りはメバリングやアジングなどのライトゲームだけだと思います。手軽に始めることができ、初心者でもある程度の釣果を出せるためルアーフィッシング初心者や釣り自体が初心者の方にもおすすめの釣りです。手軽な釣りながら奥がとても深く、腕の差が大きく出る状況もあるためベテランの人も夢中になってしまうような釣りです。冬は水温が下がり釣り物が少なくなる季節ですが、そんな時期に好シーズンを迎えるのがメバルです。今回は冬の風物詩でもあるメバリングの釣り方について解説します。

メバリングが楽しめる時期

メバリングは冬に楽しむ釣りというイメージがありますが、実際には晩秋から梅雨にかけて楽しむことができます。梅雨メバルという言葉もあるくらいです。メバルの好シーズンである冬でも2月前後の厳寒期は厳しい釣りになりますが、この時期特有の攻略法があります。この攻略法については後日、厳寒期が来る前までに解説したいと思います。夏も厳しい釣りになりますが、場所や時間帯などの条件次第では冬ほどではないものの、ある程度の釣果を出すことは可能です。

メバリングにおすすめの時間帯

デイゲームでメバリングを楽しむことはできますが、アジングと同じくメバリングも夜のほうが圧倒的に釣果が出やすいです。アジング以上にナイトゲームのほうがおすすめです。特に日が暮れてからの3時間以内と日が昇る前の1時間以内にメバルが連発することが多いです。この時間帯に数十匹の釣果を出すこともできます。満月前後の月が大きい時は月の光で明るくなり、常夜灯周辺に集まるメバルの数が少なくなるので、新月前後の月が小さい時の夜がおすすめです。

メバリングにおすすめの釣り場

メバリングを楽しむことができる釣り場は漁港やサーフになり、一番手軽にメバリングを楽しむことができて釣果も期待できるのが漁港です。漁港でメバルを狙う場所はアジングと同じで港内の常夜灯周辺、岸壁際、潮がヨレる場所、スロープなどになります。
ここでは常夜灯周辺とスロープについて少しだけ簡単に解説します。

常夜灯周辺
メバリングで常夜灯周辺のメバルを狙う場合は明暗の境目を狙います。常夜灯の明暗の境目は、目に見える境目と水中にある明暗の境目は違います。水中の明暗の境目は斜めになっているので、沖の暗い部分にルアーを投げても、その下の水中は明るいという可能性もあります。逆に岸壁付近では水面が明るくても、その下の水中は暗くなっている可能性があります。このことも考えてメバルを狙うのが良いです。
常夜灯の色の違いでもメバルの反応が変わってくるので、常夜灯の色によって狙い方を変えることも必要です。白色の常夜灯はオレンジ色の常夜灯よりも明るくて遠くまで光が届くので、白色の常夜灯周辺を狙う場合は、オレンジ色の常夜灯周辺を狙う場合よりも遠くにキャストする必要性が出てきます。オレンジ色の常夜灯周辺であれば底が暗くなっていても、白色の常夜灯周辺の場合は底まで明るくなっていてボトム周辺にはメバルがいないことが多いです。

スロープ
船を陸に上げたり陸から海に下ろしたりするための斜めになっている場所がスロープです。水深は手前になるほど浅く、スロープの切れ目から急に深くなります。スロープの段差にはメバルがいることがあります。メバルが捕食のためにスロープの浅場に入ってくることもあります。この時のメバルは活性が高いことが多いので数釣りを楽しむことができる可能性が高くなります。スロープが好ポイントになる条件は夜で潮位が高めの時間帯です。

メバリングにおすすめのタックル

ロッド
ジグ単を中心に使うのであれば7フィート台でソリッドティップのメバリングロッドがおすすめです。ジグ単の他にスプリットショットリグやフロートリグなども使うのであれば7フィート6インチ以上のチューブラーティップのメバリングロッドが使いやすいと思います。

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リール
メバリング用のリールは、メバリングやアジングなどのライトゲームでは定番の1000番やC2000番クラスのスピニングリールで、スプールの溝が浅い浅溝のものがおすすめです。

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ライン
メバリング用のおすすめラインは、フロロの2ポンドから2.5ポンドです。重めのフロートリグなどを使う場合はPEラインの0.3号前後にフロロのショックリーダー3ポンド前後を結びます。

フロロ
フロロは比重があり沈みやすいので、軽いジグヘッドを深い場所に沈めやすいです。水中でラインが一直になりやすく、ナイロンよりも伸びが少ないため感度が良く、メバリングではよくメインラインとして使われているラインです。根ズレにも強く、ラインを直結で使用できるのもメリットです。ただしフロロは硬いのでリールに巻いたばかりだとライントラブルが増えます。この対策として釣行の3~4日前にラインを巻いておけばラインがスプールになじみ、ライントラブルを減らすことができます。フロロのライントラブルはラインが太いほどトラブルが増えます。

PEライン
PEラインは同じ号数の他のラインと比べると、引っ張り強度がとても強いです。瞬間的な力に弱いのでショックリーダーを結ぶ必要があります。ラインの伸びが少ないので感度が良さそうに思えますが、比重が軽いため水に浮きやすく、深いレンジ(水深)を狙う場合はラインが曲がって感度が悪くなります。浅いレンジを狙う時は問題ありません。比重が軽いため風にも弱く強風時は浮き上がって糸フケが出やすいです。

ルアー
メバリングで使うジグヘッドは、メバリング用のもので0.2グラムから2グラムまでのジグヘッドを重さごとにそろえておくと良いと思います。ワームは1.5インチ前後のピンテール系を中心にサイズ違いや形状違い、カラー違いでそろえておくのがおすすめです。ジグ単以外の釣りもするのであればスプリットショットリグやフロートリグなどの用意もしておくと良いと思います。

メバリングの釣り方

メバリングではジグ単、スプリットショットリグ、フロートリグ、メタルジグ、プラグなどでメバルを狙います。

ジグ単
ジグヘッドにワームをセットしただけのジグヘッド単体でメバルを狙うのがジグ単です。メバリングでのジグ単の釣りは、ナイトゲームではタダ巻きがほとんどで、レンジキープがとても重要となります。たまにドリフトが有効な時もあります。デイゲームであればライトワインドも使います。

スプリットショットリグ
スプリットショットリグはジグヘッドよりも手前に固定式のシンカーを付けたリグです。ジグ単では届かない場所や深い場所を狙いたい時の釣り方です。メバリングでのスプリットショットリグの釣りは、タダ巻き、ボトムトゥイッチが中心となります。

フロートリグ
フロートリグは飛ばしウキを付けたリグで、沖にいるメバルを狙う時に有効な釣り方です。メバリングでのフロートリグの釣り方は、タダ巻きとドリフトになります。

メタルジグ
金属の塊でできているメタルジグでメバルを狙います。タダ巻きで狙ったりアクションを入れながら巻いたり、シャクってはフォールを繰り返すような釣り方で狙います。デイゲーム向きの釣り方ですね。

プラグ
シンキングペンシルやミノーなどのプラグでメバルを狙います。それぞれのルアーにより使い方が異なります。

メバルのアタリが無い時に試すこと

メバリングをしていてアタリが無い時は、何かが合っていないはずなのでいろいろと試してメバルの反応を探ります。下記のことを試せばいいと思います。

・リールを巻く速さを変える
・狙うレンジを変える
・ルアーを通すコースを変える
・ジグヘッドの重さを変える
・ジグヘッドのヘッド形状を変える
・ジグヘッドのハリのサイズを変える
・ワームのカラーを変える
・ワームのサイズを変える
・ワームの形状を変える
・釣り方(リグ)を変える
・場所を変える

冬は寒いですがメバルの活性が上がる季節でもあります。メバリングは手軽に数釣りを楽しむことができ、メバルはサイズのわりによく引くので楽しい釣りができます。メバリングやアジングなどのライトゲームを覚えておくと1年中釣りを楽しむことができます。

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