今回はアジングやメバリングなどのライトゲームにおいて好ポイントのひとつであるスロープについてのお話です。このスロープはいつも好ポイントになる訳ではありません。アジングやメバリングの好ポイントとなる条件がいくつかあります。
スロープとは
漁港にあるスロープは船を陸に上げたり陸から海に下ろしたりしやすいように斜めになっています。手前の水深は浅いですが、スロープの切れ目からは深くなっています。このスロープの切れ目周辺にアジやメバルが付くため好ポイントとなるのですが、それだけではありません。浅場にいるベイトを捕食するためにアジやメバルがスロープ内に入ってくることがあります。この時のアジやメバルの活性はかなり高いため数釣りを楽しむことができるのです。そのためスロープはアジングやメバリングなどのライトゲームの好ポイントとなるのです。
スロープが好ポイントとなる条件
ただしスロープがいつも好ポイントになる訳ではありません。水深が浅いため日中はアジやメバルが警戒してスロープに入ってくることはほとんどありません。アジやメバルがスロープに入ってくるのは警戒心が薄れる夜がほとんどです。もうひとつ条件があります。水深が浅いため干潮のように潮位が低い時間帯はあまり期待できません。潮位が高くなってくるとアジやメバルがベイトを捕食しにスロープ内に入ってきて、潮位が下がってくるとスロープから出ていきます。そのため満潮近くの潮位が高い時に狙うのが良いでしょう。この両方の条件がそろう夜の満潮前後の時間帯がアジングやメバリングなどのライトゲームの好ポイントとなる条件です。
スロープの狙い方
スロープは水深が浅いため根掛かりに注意が必要です。ルアーが根掛かりしないようにできるだけ軽いジグヘッドを使用することをお勧めします。リールを巻くスピードが遅くても根掛かりの原因となるので、普段よりも速くリールを巻くことを心掛けてください。
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